雪もだんだん深くなるし、さすが北海道!!。 それでも、♪はるばる来たぜ函館へ〜♪と、夕方には函館に到着、まずは明治館へ。
昭和30年代まで現役郵便局として活躍していましたが、郵便局移転後は、マーケットとして生まれ変わり、赤レンガが特徴の歴史的建造物として、歴史の街・函館の観光客誘致に一役かっています。 現在は、ガラス工房や世界のオルゴールなど、数々の店が居並ぶショッピングエリアとして人気を呼んでいます。
函館は北島三郎の出身地ではありませんが、彼が通った高校があるところで、少年時代から多くの関わりがあるところから、記念館の設置場所に選ばれたそうです。 少年時代は家が貧しくて、中学を出たらすぐ働く予定でしたが、頭がいいので先生に勧められて高校に進学したとか。昔はそういう人が結構多くいて、その後大成した人も多いんですよね。
「歌手になりたい」という夢を捨てきれず、雪の舞うなか、ボストンバック一つで青函連絡船に乗ったあの日。船出を告げるドラの音とともに、夕日にかすむ故郷の景色。 そして、昭和30年代、“流しの大ちゃん”が流して回った渋谷の飲食街。 記念館の最大のみどころ、シアターゾーンでは、臨場感あふれる大音響とともに宝船に乗ったサブちゃんが、不滅の名曲「まつり」を歌います。残念ながらそこは撮影禁止でした。 そして、今回の旅行の最大のお土産は、サブちゃんとの夢のデュエット。「北の漁場」をデュエットして、その場面を記念のビデオに納めてもらったのですが、後日、このビデオを見た娘が、繰返し見ては笑い転げていました。 近くの市場で「イクラ定食」を食べてホテルに帰りましたが、カニも入っていて美味しかった〜。
まだ夜は明けきっていませんでしたが、あちこちから威勢のいい声が聞こえてきます「カニ食ってけなさい。安いベサ!」東北に近いので少しなまっていて、聞き取り難いところがありますが、独特の函館弁だそうです。 ところが、このタラバガニは年々水揚げも輸入物も減っているそうで、今年は特に少ないとか…。近い将来になくなる運命だそうです。食べるなら今のうちですが、当然のことながらこれが高い。 朝市での朝食は「カニ丼」と「ホタテの味噌汁」。 カニ丼はもちろんだけど、ホタテの味噌汁もうまかったなァ。
前庭までしか入れませんでしたが、洞窟に設置されたルルドの聖母像や、修道院の歴史を紹介する資料室は見学できました。 暖房もなく、寝る時は湯たんぽぐらいしかないそうで、もちろん娯楽もありません。会話も少なく身振り手振りが多いそうです。 そんな厳しい生活でも、逃げ出す人はいないそうで、周囲にめぐらされた高い塀は、外部からの侵入者を防ぐためのもので、彼女たちは少しでも神に近づくために、厳しい修行に耐えるのだそうです。
安政4(1857)年に着工され、慶応2(1866)年まで9年間かけて築造されました。初めは開港による外国からの侵略を防ぐために築造されましたが、だんだん外国の脅威が薄れてきたので、大砲などの設置もしてなかったようです。 郭内には奉行所もあったそうですが、その後取り壊され、現存しているのは兵糧庫と井戸のみです。 今は「五稜郭公園」として整備され、公園の入口にはタワーがあり、地上約50mから星型の史跡五稜郭を眺めることが出来ます。 |