河童の酒蔵  
カッパや骨董品が展示してある酒蔵
 伊万里市山代町楠久にカッパのミイラが展示してある造り酒屋があります。名前は「松浦一酒造株式会社」。ここは創業が1716年といいますから、実に286年の老舗酒屋です。
 ここの酒蔵に、昔ながらの酒造り器具はもちろん、あらゆる骨董品がズラリと展示されています。
 昔なつかしい農機具や、古〜い貨幣や紙幣及び債券類、外国の貨幣等々です。趣味でよくこれだけ集めたものだと感心しました。その中に何と「カッパ」も居るんですよ。もちろん酒や肴もあり、酒の試飲も出来ます。
 
 カッパのミイラは正面のガラスケースの中に展示されています。どうです、カッパは想像上の動物ではなかったのですよ。
 この「カッパくん」母屋の改装中に見つかったもので、黒い木箱に入れて梁にくくりつけてあったそうです。箱には“河伯”と書かれていて、色々調べた結果、カッパのミイラであることが分ったそうです。
 本当にカッパかって?本当ですよ。水かきだってちゃんとあるんだから…。
 見物客用に近くに駐車場も確保してあります。見学は無料ですから、帰りにはみやげの一つも買って行って下さいな。
カッパのミイラ
 
竹の古場公園:伊万里市  
見事なツツジ園
 伊万里市の楠久(くすく)から山手に登ると竹の古場公園がありますが、ここのツツジは本数も多く見事です。
 ただ、今年は早く咲いたので残念ながら4月29日では見頃を過ぎていました。1週間遅かったかな。
 
 5月の4日と5日は「ツツジ祭り」が開催され、色々なイベントや催しが計画されているそうです。
 でも、その頃にはツツジの花は全部散っているでしょうに、どうするのかな?
 山の頂上には展望台があり、そこから眺める伊万里市街や伊万里湾の眺望もすばらしい。
残念ながらツツジは盛りを過ぎていた
 
蛙鼻公園:長崎県福島町  
 
蛙鼻公園のハーブ
 伊万里からの帰りに長崎県の福島に立ち寄りました。
 波静かな伊万里湾に浮ぶ島で、すぐ隣には鷹島があります。福島には橋も掛かって佐賀県でもよさそうですが、何故か長崎県です。
 島の奥に山の斜面を切り開いた「蛙鼻(かわずばな)公園」があります。ここにはハーブや色々な春の花々が咲き乱れていました。
 
 斜面の上の方にはツツジや桜も植えられ、伊万里湾を眺める展望台もありました。ここからは肥前町のいろは島方面が箱庭のように眺められます。
 園内にはリンゴやびわなどのフルーツ類も植えられ、手入れも行き届いて、入園料なしではもったいないような気がしました。
園内は春の花々でいっぱい
 
福島から見た「いろは島」方面
 

2002.4.29  

 

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