日本人が日本人としての誇りを持って世界に君臨するために

いまだに日本は独立国ではない

 最近、マスコミが騒ぐ安倍内閣による日本の右傾化。果たしてそうだろうか? 今までの左に寄りすぎていた(寄らされていた)方向の修正とは考えられないか?
 最近の新聞の論調にいささか辟易している左誘導の見えみえ。日本人の誇りはどこへ行ったのか? 8月15日の終戦記念日にあたって、天皇陛下は先の大戦について深い反省と哀悼の意を表明された。 なのに安倍首相は今年も加害には触れなかったとの一面大見出し。ここに左誘導の意思がにじみ出ている。
 戦後日本は、アメリカによって一貫して弱体化政策を押しつけられてきた。日本がまた強くなることを一番恐れたのはアメリカだ。 そのため、アメリカは日本の官僚とマスコミを中心とする懐柔作戦を展開した。その政策は民主主義国アメリカには考えられない 共産主義的政策まで日本に押しつけた。
 さらに、アメリカの政策は日米安保との関係で、日本の安全をアメリカに委ねることで日本に主権を認めないことであった。 優秀な日本の官僚とマスコミは、いまだにそれを後生大事に実践している。

 日本国の象徴天皇と、日本国の国民から選ばれた総理大臣とでは立場が違う。
天皇陛下のお言葉は、あの無謀とも思える戦争を始め、多くの国民に多大な犠牲を強いたことへの反省と 犠牲者への哀悼の意を表明されたもの。もちろんこの哀悼の意は迷惑をかけたアジア諸国の犠牲者にも及んでいる。
 一方、総理大臣は日本国・日本国民の代表であって、首相の言葉は日本国民の言葉でもある。 かって、歴代の総理大臣が加害に触れ、謝ってもきた。戦後71年も過ぎている。もういいだろう。 謝れ!謝れ!コールは、いくら謝っても、さらに謝っても、終わらない。 今もって、外国人のみならず、日本のマスコミや日本人までもが加害の反省や謝罪を求める論調は国益を大きく損なうものだ。

 その裏には、日本の弱体化を狙って、日本だけが悪者にされてきた歴史教育にある。真実が隠されている。 私たちも、その一方的な歴史教育に、まんまと乗せられてきたような気がする。
 戦争は国と国との喧嘩で、喧嘩は両成敗。日本だけが悪いはずはない。 焼夷弾で民家や非戦闘員の一般人民まで焼き尽くし、挙句の果てには「原子爆弾」という人体実験で、 非人道的大量殺人を犯したアメリカは謝らなくていいのか?。 「原子爆弾が終戦を早め、多くの人を救った」と、うそぶいて胸さえ張っているではないか。
 日本はいまだにアメリカの属国、今でもアメリカの日本占領政策は続いている。その意味では真の独立国ではない。 アメリカ従属は極めて危険。紛争や戦争に巻き込まれる恐れは多分にある。 過去に起きた世界の紛争や戦争には、何らかの形でアメリカが絡んでいることは歴史が証明している。

 いま日本が真の独立国を目指すには、50以上もあると云われる日本国内のすべての米軍基地はお引き取り願って、 そこに費やしていた金を自衛隊(国防軍と呼んでもいい)の充実に使い、自分の国は自分で守る体制を確立するしかない。
 今の憲法が悪いとは思わない。71年間平和を保ってきたことはそれなりに評価できる。 しかし、この憲法は占領下のGHQが押しつけた憲法で、日本側の異論は封じられたという。
 ここは改憲ではなく、『日本人の日本人による日本人のための新憲法』を定めるべきだろう。 そのうえで、日本はどこの国とも敵対することなく、すべての国と友好を保つ永世中立国を目指す。 難しいことではあるが、日本が永久に平和であるためには、これしかないと思う。

 『日本国と日本人は世界平和のリーダーになれる資質を持っている』

2016・08・28
 

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